ある日、我が家の家族でもありますウサギのうーちゃんのケージにある金網が壊れていることに気づきました。
金網が外れているまたは壊れたという表現がいいのかわかりませんが、このまま放置するとうーちゃんの足をケガさせてしまう恐れがあるので早急に対策が必要。
ケージの金網をそっくり取り替えた方が手っ取り早くていいんですが、買った金網が合うかどうか問題とこの先金網だけ取り替え続けるのはどうなのかということで修理しようと家族会議で決定しました。
修理方法は半田(はんだ)でやる方向に・・・
半田なんて中学生のとき以来なので上手くできるかわかりませんが、修理に使ったものとやり方手順についてまとめました。
こんな人にオススメ
・金網を修理する機会のある人
・DIYで半田を使おうと考えている人
・ペットのケージ修理を考えている人
など参考にしてもらえるとうれしいです。
目次
1.金網の材質
金網って色んな材質があるんですがペットのケージはステンレス製のものが多いと思います。
もちろん我が家のケージもステンレス製のものです。
2.ステンレス製の金網は半田が弾く
半田って基盤にコンデンサを付けたくらいしかなくほぼド素人な私ですがやってみました。
①まずは半田コテが温まるまで待機。
※新品のはんだコテは温まりだすと煙が発ちますが正常な現象です。
②半田コテが温まったのでいざ参らん!!
金網を温めてワイヤーを投入!!
『ん?』
『あれ?全然付かないな・・・』
何回繰り返しても金網側に付かないで半田コテの先端にだけ溜まっていくではないか!?
何だったら半田が弾いているようにも見える。
『これはおかしい。』
基盤には半田を付けるのは苦労した記憶がないのにステンレス製の金網は難しいぞ。
ステンレス製のものはフラックス液を塗布する
調べてみるとステンレス製のものは、そのままでは半田を付けることは無理なのが判明しました。
ステンレス製のものは錆びないで有名ですがこれはステンレス特有の材質ならではらしい。
3.金網修理再挑戦とやり方手順
ステンレス製のものを半田でくっつけようと思ったら液体フラックスが必要ということで、ホームセンターに液体フラックスが売ってありますのでこちらを購入して再挑戦。
サビとか付いていると半田がくっつかない場合があるので表面処理はあらかじめしておくことが上手くするポイントです。
やり方手順
①液体フラックスを一滴程度で十分なので垂らします。
丸ものは下に垂れますので養生しましょう。
②半田こてでくっけたい部分を温めます。
見た目は悪いですがくっついているのでヨシとしよう。
半田コテを金網に当てると液体フラックスが『ジュウ〜』と蒸発する音が聞こえますがそれでも半田がくっつくので気にしないで大丈夫です。
金網の温めが足りなくても半田コテを上手く操作できればこちらも問題ないでしょう。
これを繰り返し金網が外れて壊れていた部分をくっつけました。
③紙やすりで半田を磨く
黒くなっていたり茶色く変色していたりするので紙やすりやワイヤーブラシなどで除去しましょう。
④液体フラックスを洗い流す
液体フラックスは人体への影響がありますのでそのまま放置せずに水で洗い流しましょう。
4.金網修理に使ったもの
無知だったためホームセンターに何度も行くことになってしまったけど、我が家のうーちゃんのケージは修理できました。
今回、修理するにあたり使ったもの
・半田(ワイヤー)
・液体フラックス(ステンレス用)
・紙やすり
・段ボール(養生用)
半田コテの置き台はあったほうが安全
5.まとめ
普段使わないような半田ですが金属製の修理にはお手頃だと思います。
ステンレス製の半田には液体フラックスが必要なので忘れず購入しておいてください。
ペットのいるご家庭はケージを買い替えることも考えると思いますが、スグに対応できない場合の手段の一つにでもなればと思います。
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