家を建てると必ず経験する設備の故障や修理。
一条工務店で家を建てたとき始めに経験する可能性が高い設備としてハニカムシェードが上げられます。
ハニカムシェードは修理することはせず丸ごと交換になるんですが、交換後あるあるの一つであります『動作が重い』感じ。
何が原因で動きが重くなっているのか?
と
気になったので
ハニカムシェードを調べてみると『カバーのズレ』が原因ではなかろうかポイントがありました。
ここでは
・動作が重い時の改善方法
についてお伝えするので
ハニカムシェードを交換後重いなと感じたら慎重にやってみてください。
目次
1.ハニカムシェードはご自身でも外せる
先日、手動ハニカムシェードが壊れたので業者に交換して頂きました。
それを見ていた私は
『自分でもできそうだな』
と思いやってみました。
ご自身でハニカムシェードを外す際のポイントを順番にお伝えします。
ハニカムシェードを外す手順
まずハニカムシェードを外す手順は以下の工程になります。
- レールを外す
- ハニカムシェード裏側のサポートを外す
- ハニカムシェード本体を外す
たった3つの工程で外せます。
それぞれの詳細について次に述べます。
工程1 レールを外す
一条工務店のハニカムシェードのレールははめ込み式でレールの先端を摘まんで引っ張れば簡単に外すことができます。
工程2 ハニカムシェード裏側のサポートを外す
ハニカムシェード本体は何もないとグラつきがあるので、これを止めるためのサポートが裏側に刺さっています。
サポートを取らないと本体は外せません。
ちなみに
両端のブラケットにサポートが刺さっていると思います。
工程3 ハニカムシェード本体を外す
ここまでできれば本体を外すだけです。
といっても
ハニカムシェード本体はブラケットに引っ掛けてあるだけなんですがこれがまぁ抜けない。
最難関です。
写真中央に2ヶ所ツメ(下側)と上側にもツメがあります。
まずは
上側のツメを外すことから作業します。
一度窓のほうにハニカムシェードを押し込んで上側のツメから逃がします。
そして手前に倒すと外れる構造みたいです。
『みたい』という表現にしたのも私は知らなかったのでこの方法で外していません。
私の方法は
『下側のツメをハニカムシェードから外す』
こんなやり方は当たり前ですがオススメはしません。
そんなやり方は
『ツメに爪をたてて外す』
ツメツメ書いてややこしくなってますが自分の爪が剥がれそうになるのでお気をつけ下さいね。
もし上手く本来の方法で外せない場合は諦めて私がやった方法をどうぞ。
私みたいにできない場合は1つずつブラケットのツメをハニカムシェードから外しましょう。
2.ハニカムシェードの動作が重い
ハニカムシェードを外すことができれば動作が重い理由を探すんですが3つ見るべきところを次に述べます。
リールから脱線していないか?
ハニカムシェードの上げ下げ構造はシェード部の中の糸がリールに巻かれて動いています。
重く感じたときは、脱線して絡まっていたりすることもあるらしいのでまず本体のリールを確認しましょう。
ハニカムシェードを上下させる紐が絡まっていないか?
手動のハニカムシェードは紐を引っ張ってハニカムシェードを上下させていますが、コチラもリール溝を通っていますのでココが絡まったり脱線していると重く感じることもあるかもしれません。
ハニカムシェードの溝がズレていないか?
交換して動作が重いと感じたときはココが原因かもしれません。
ハニカムシェードを外したら本体の両横のレール溝を確認しましょう。
ご覧の通り溝が寄っていることがわかりますよね。
この溝の通りが悪くレールに当たって抵抗が大きくなっている可能性があります。
改善方法
下のカバーは差し込み式ですので引っ張れば簡単に取れます。
中を覗くとハニカムシェードが折られて入っていて折り目に沿ってカバーが入る仕組みです。
ハニカムシェードとカバーが上手く噛み合っていないと写真のようにヨリが発生しています。
我が家は中でクチャクチャになっていました。
(偏見になりますが日本製ならこんなこともなかろうかと)
カバーをうまく入れることができれば溝の通りが改善します。
このことにより動作も軽くなりました。
3.まとめ
ハニカムシェードには当たりハズレがあるので一概にはいえませんが
交換すると重く感じたときは(電動の場合は音が大きく感じるとか)負荷が掛かっていることが現れているのではないでしょうか。
その結果
寿命を早めてしまうのではという不安があり改善できるならした方がいいでしょう。
今回は自分でもできそうだから作業しましたが
もし気になったら
一条工務店へ連絡して対応してもらった方が保証等の関係でダメージがなくいいでかもしれません。
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