ハニカムシェードは【障子のり】で分裂応急対策は有効か?

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コチラの記事は

・一条工務店で家を建てる予定
・家を建てたけどハニカムシェードが分裂しそうで応急修理を考えている
・分裂したハニカムシェードの修理を検討している

など

ハニカムシェードの『分裂』について応急対策はないものかと検討している方は参考にしてみてください。

 

 

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私と家とハニカムシェード

少しだけ私と家の紹介、ハニカムシェードの修理するに至った経緯をお伝えします。

私は一条工務店で2018年に家を建てました。

一条工務店で家を建てて5年くらい経つとハニカムシェードも日差しや気温湿度の高低差によって劣化が進んできます。

そのため

ハニカムシェードの上下の使用頻度によりますが電動、手動の動作方法に違いがあってもジャバラ状のシェードが剥がれていき最後は破断し機能を果たさない状態になります。

そこで

分裂するまでに有効な対策はできないものかということで考えた結果・・・

和紙や紙製のものを接着させると言えば思いつくのは私は『障子のり』でした。

障子のりの接着力って障子の格子に意外と強めにくっついているイメージがあってどうなんだろうと思いながら分裂修理できるのか試してみました。

 

1.ハニカムシェードが分裂したら交換

一条工務店のハニカムシェードは分裂してしまうと交換した方が断熱性能の面でも良いと思います。

分裂してスグ修理対応するのは難しく受注生産みたいな作り方しており且つ外国で制作しているので連絡してから1ヶ月くらいは分裂状態で過ごすことになります。

その間でも応急修理できないかと悩み所。

 

2.ハニカムシェードが分裂する予兆

これは一例になるかもしれませんが、分裂の状態になるまでに予兆があるかと思います。

その予兆の時に対策を講じれば良いのではなかろうかと行動してみました。

一条工務店のハニカムシェードを見る限りだと一枚ものを折り曲げて作っていない可能性があり、よくみるとジャバラ状の各段は接着剤によって付けられていそうです。

接着能力が時間経過と共に薄れてきて分裂する可能性が高くなっていると思うので、ここを再度接着させれば改善できるのではということで接着剤を買いに行くことに。

 

3.障子のり又は障子糊(しょうじこ)の購入

買いに行ったものの接着剤って色々あってどれを買えば良いかわからない。

ボンド?アロンアルファ?のり?その他?どれを選ぶ

悩んだ末、ハニカムシェードは和紙系ぽいので障子のりが良いのではないかと思い私達の強い味方である100円均一へ買いに行きました。

ところが近所のダイソーに行っても見付けることができず、セリアに行っても見付けられず3件目でやっと購入。

ホームセンターでも値段は100円均一ショップとそんなに変わらないのでムダに動き回るくらいならホームセンターに行ったほうがいいかもですよ。

 

4.障子糊の塗布量

障子糊を買ったのはいいけど塗布量がわからない。

それもそのはずで障子の貼替えを手伝ったことはあるけど30年も前の出来事で覚えていないし、そもそも糊付けは親がやったのでド素人です。

昭和時代は多くの家には障子がありましたが、現在は新築で建てられた家は障子を備える方が少なくなっていると思われますので私みたいに貼替え経験がない人多いはず。

そんなこと言うても話にならないのでとりあえず塗ってみました。

 

薄く塗布はダメだった

障子の貼替えイメージはタップリ塗っているイメージなんですが、さすがにハニカムシェードにタップリ塗るのは勇気がいります。

初めてなので薄く塗り判断しようと思います。

障子糊を薄く塗布したら固まるまでハニカムシェードを一番上まであげて折りたたみ状態で糊付けしたところにテンションを掛けて3時間くらい放置してみた。

 

結果は失敗でした。

ハニカムシェードの自重だけでベリベリ音をたててバレるとこもあればそもそも付いていないとこも・・・

糊の強度が足らないのか糊に色が付いていないのでよくわからないため薄く塗ったつもりがダメだったのかもしれません。

なかなか難しいかもと思いながら塗布量を増やしてみた。

 

塗布量は筆から溢れるくらいがいい

結局、薄く塗っても元に戻る結果となったので細筆にポッコリ乗るくらいの量の糊を塗布してみました。

(写真わかりにくいですが筆先が糊によって丸くなっています。)

ハニカムシェードを上げて放置すること前回は3時間くらいでしたが今回は塗布量を増やしているので1日置いてみました。

薄く塗布したときよりも全然くっついています。

安定して糊を塗布できればいいんですが、所々で薄く塗られた場所は剥がれ気味です。

少しだけ寿命を延ばすことできますが使い続けるのはムリです。

 

5.分裂したハニカムシェードに障子糊を塗ってみた

分裂する前の対策で障子糊を塗っていたんですが、試しに分裂したハニカムシェードに塗ってみたらどうなるのかやってみました。

分裂したハニカムシェードに障子糊を塗るのは障害物がないので非常にやりやすく糊の量もわかりやすい。

これやったら分裂した時に塗った方が接着力が安定して良いのかも。

 

塗布量

失敗した結果を元に塗布量は多めにしてみました。

ハニカムシェードの中に紐が通っているのでその付近は少し糊の量を減らしています。

(糊が紐について巻き取られた時に固まってしまうとややこしいので)

 

放置すること3日

糊をぬったら同じように上まであげてテンションかけます。

糊が乾くまで放置しないとまた分裂する恐れがあるので糊の量が多いので丸3日ハニカムシェードを上げた状態にしてみました。

 

結果は・・・2日目で悲劇

分裂したハニカムシェードがくっついた。

成功かな?

とりあえず何日耐えれるのか過ごしてみようと思っていたら2日目で分裂しました。

分裂したときに障子糊を塗っての応急対策の効果はゼロという結果となりました。

 

6.障子糊の安全性

接着剤の種類は色々ありますが、中にはホルムアルデヒドを発するものがありシックハウス症候群を発症する原因の一つになっています。

障子糊は天然素材を主成分としているため大量に使用しても身体への影響が限りなく少ないとされているので安心して使用できます。

子供への影響を考えると使うなら障子糊をオススメします。

 

7.まとめ

ハニカムシェードが分裂する前に対策する接着剤として障子糊を選択した結果は塗布量を増やしてやったら障子糊は応急処置としてはいいけど、使い続けるのはムリと判断できそうです。

安全面なら

障子糊はシックハウス症候群への影響も少ないので子供のいるご家庭にはオススメです。

ハニカムシェードが分裂したときは交換していきましょう。

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