ディーゼル車はガソリン価格が抑えることが出来て非常に経済的ですが、ガソリン車にはない『AdBlue』と言うものがあります。
このAdBlue無くなると車が動かなくなる特長があり要注意です。
ディーゼル車特有のAdBlueについて消費量や維持費についてお伝えします。
ちなみに
私が乗っているプジョー3008で話をさせて頂きますことをご了承ください。
目次
1.AdBlueの消費量は
乗り方や燃費など使用条件に左右されると思いますが、おおよそ10000kmで10L消費されます。
1000kmで1Lなので、タンク容量によってはスグに補充しないといけないかもしれません。
ディーゼル車購入する際はAdBlueのタンク容量を確認しておく方がGoodです。
AdBlueを補充するタイミング
点検と一緒に補充するのがベターだと思いますが、走行距離が多い方は注意を払っておきましょう。
緊急用として5Lくらいは持っていてもよろしいかと思います。
プジョー3008の場合
AdBlueのタンクは20Lくらいだそうで、10L消費すると警告灯が点灯します。
最初に点灯する警告灯は30秒くらいで消えます。
警告灯なので付いたら不安になるかもしれないし、消えても誤動作って思うかもしれませんが異常ではないとのことです。
何kmで警告灯が点灯したままになるのか?
当然、車種やAdBlueのタンク容量に違いがあると思います。
プジョー3008だと、おおよそ走行距離が15000kmで警告灯がついたままになるそうです。
(AdBlueが約15L消費した状態)
それでも、あと約5000kmは走れる状態なので焦らず補充しましょう。
2.AdBlueの価格は?(維持費)
AdBlueが販売されている場所
・カーディーラー
・カー用品店
・ガソリンスタンド
・ホームセンター
・インターネット
など
ディーラーだと10Lで工賃込みで3000円~3500円(税込)くらいです。
3.遅くなりましたが、そもそもAdBlueってナニ?
AdBlue=尿素SCRシステム専用の高品位尿素水
触媒内部にて排気ガスに噴霧して、大気汚染の原因の一つである窒素酸化物(NOx)を窒素と水に分解して排出されるそうです。
燃焼効率とグリーン性能の向上が図れるみたいです。
特徴
・無色無臭の透明な液体
・危険物ではないので取り扱いに資格はいらない
・凍結することもあるが凍結温度がマイナス11℃と低いので、東北や北海道以外はほぼ凍る事がないかも
AdBlueはドイツ自動車工業会の登録商標となっています。
取り扱いと保管方法
・160℃を超えるとアンモニアガスが発生するので火災現場や高温場所には要注意
・ご自分で購入保管し使用後、残液がある場合は排水溝へ排気することは絶対に避けること
・尿素水が車にかかると、鉄、銅、アルミなどが腐食するため布でふき取り水で洗い流しましょう。
・万が一目に入った場合は15分間以上水で洗い流すこと
・保管する際は30℃以下が好ましい
・温度上昇によっては製品寿命が短く品質面の低下となることも
・希釈は絶対にしない
・風通しの良い場所で保管すること
4.まとめ
AdBlueの消費量は1000km=1L
AdBlueのタンク容量によるが、おおよそ半分消費すれば警告灯が付くが最初はお知らせ程度で消える車種もある。
ディーゼル車を購入する際はAdBlueのタンク容量の確認もしておくと良いでしょう。
AdBlueの価格は税込みで10L=3000円~3500円くらい。
インターネットで購入するとさらに安く手に入りますが、取り扱いや保管方法には注意が必要となりますので気を付けましょう。
コメント