
我が家は一条工務店で2階建ての家を建築してもらって8年を迎えました。
どの家にも平屋でも2階建てでも屋根裏に行くために、天井に点検口又は屋根裏階段とか設置しているかと思います。
先日、屋根裏に行く用事があって点検口を開けようとしたら破損してしまって、点検扉を閉めることができなくなりました。
一条工務店に連絡して新しいものと交換する必要があるかと思ったんですが、自分で直せないか検討した結果、新たな場所にロックできる機能を設けた方が、再破損しなくていい状態になると思いDIYしてみました。
こちらで参考になる方は
- 自分で直そうと試みようとしている方
- 自分で別の位置に留め具を付けても良いと思っている方
- 一条工務店ではないけど同じ境遇を体験している方
- 道具がないけど直したい方
上記に当てはまる方は、是非参考にして見ていたければと思います。
1.一条工務店の屋根裏点検口の破損状況

屋根裏へアクセスするには我が家は2階の階段上がったスグ上にある点検口から入ります。
当然、脚立がないと手が届かないです。
脚立を置くにしても最近の家は、部屋間距離がほぼ無く踊り場が狭い状態なので落下しないように気を付けながら行います。
点検口の開閉部のロックはマイナスドライバーで廻して開ける構造です。
開ける時は反時計周りすれば扉を開けることができます。
破損したという部分が正にココになります。
一円玉で廻したら破損した
マイナスドライバーで廻すにしても溝幅が広いので、もっと密着する方がいいと感じ一円玉で開けようとしました。
・マイナスドライバーと溝がマッチしていないと力が分散されて、凹み部に工具を入れて回した時、溝対角の一点に力が集中されることによるポッチが破損する。
って感じで、私の危険予知が発動したので身近にあった一円玉を使用しました。
凹みに一円玉だとほぼピッタリでした。
しかし
点検口は過去に2度開けたことがあるんですが、ものすごく固く凹みの根本からポキッて片方が飛んでいきました。
幸いなことに折れて飛んだ破片のような力加減でも廻せており、ロック解除できていました。
ロック解除できず折れていたら廻す術がなく、点検口が開かなかった可能性があったので良かったです。
2.新たな場所に留め具を設置
我が家の場合はロック解除が固すぎて破損した状況ですが、点検口を修理交換してもまた破損する可能性はゼロではないと思ったので、違う方法で留め具を設置することにしました。
通常フタ側にロック機能がありましたが、コレをフレーム側に設けるようにしました。
今から述べるのは
余計な道工具を揃えたくもなかったので簡単にできる方法です。
・M3ネジ(長さ16mm)
・フタを受けるための金具
・ドライバー
受け金具はフタを受けるためだけなので何でも良いです。
M3ネジにしたのもアルミフレームに手で穴を開けるには大きすぎると、挫折するかもと思ったので小さいネジにしました。
ホームセンターでネジと受け金具を購入

どこのホームセンターにもあるもので大丈夫です。
余計な工具を揃えない代わりに、ネジだけで穴+ネジ切りまで完了取付けできるものを選ぶ必要があります。
ネジ先端が尖っているものを選んでね。
大前提として
本来は下穴を開けてタップを立ててネジを入れる工程です。
それを省略していきなりネジを強引に入れていきます。
今回、選んだM3のネジの頭はプラスになるんですが、ドライバーのプラス溝が細いので合うものを購入しましょう。
ネジは1本あれば十分ですが、売っている本数がちょっと多いので一番少量のものを買ってください。
長さ16mmを購入しましたが10mmでも可と思います。
必要な工具はドライバーだけ
力技になりますが、アルミフレームは1mmもないくらい薄いものと見受けられましたので、ドライバーにネジをセットしたら上に押し付けながら回します。
これを繰り返せばねじ込めます。
脚立の上に乗りながら行うことになりますので足元の安定に気をつけてください。
ちょっと疲れますが余計な工具を揃える必要がなく、ドライバー1本あれば十分ですがちょっと力を要します。
受け具の取付け状態

フタ戻した状態

ねじ込みする際、多少作業クズが出ますので最後に掃除機かけてください。
アルミクズも落ちているので、スリッパがあると良いかも。
3.まとめ
今回、天井裏にアクセスする点検口のフタのロックが破損したとき、新たな場所に受け金具を取付け設置検討しました。
修理連絡しても破損リスクは変わらないと思いますが、開ける頻度が少ないので穴あけすることに抵抗がある方は避けておいた方が良いかと感じます。



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