日本の道路事情は諸外国に比べても全然よくて非常に走りやすいので車のタイヤのパンクに遭遇することはめったにないと思っていたら先日パンクしました。
車の免許を取得して20年以上になってはじめてのパンクです。
はじめてのことなので
車のパンクについて不安があることといえば
・どこに駆け込めべばいい?
自転車のタイヤのパンクとはわけが違うので、はじめての場合どのような動きがベストなのかわからないものですよね。
そんな私が車のタイヤがパンクした時にとった行動も含めて上記の不安点についてまとめましたので参考にしてみてください。
目次
1.パンクしたときの注意点
まずパンクした時の注意点について
パンクは予期しないときに起こりうるものなので状況次第で大事故につながります。
走行中にパンクしたときは、路肩に止めてロードサービスに依頼するかご自身でスペアタイヤに交換しましょう。
こんなことは当たり前ですがけっしてパンクしたタイヤで走らない。
・ホイールが潰れ使い物にならくなる
・タイヤ2本または4本買い替えの可能性で出費が増
・タイヤがバーストして大事故
・ハンドルがとられてフラつく
タイヤに刺さったものは抜かない
もし『パンクかな?』と思ってもタイヤに刺さったものを見つけても絶対に抜かないようにすることが鉄則です。
刺さったものを抜いてしまうと
・タイヤの空気が一気になくなり走行ができない。
・パンク修理時にどこに穴が空いているか調べるのに時間がかかる。
刺さっているから抜きたくなるかもしれませんがそこはグッと我慢しましょう。
2.タイヤがパンク?って気づいた時にした行動
タイヤがパンクしたときの私がとった行動です。
一つの事例だと思って見てもらえたらと思います。
パンクかな?と感じた瞬間
いつも運転中は燃費を気にしながら走行しているわけなんですが、ある日燃費がどんどん悪くなっていったんですね。
ガソリン入れても当然変わらずで何かおかしいと感じました。
タイヤを見てもペッタンコにはなってなくてそのまま走り続けたら急に車から警告アラームが鳴ったんです。
これはさすがに焦ります。
その警告アラームは『タイヤの空気圧が低下している』ことのお知らせだったんです。
(この詳細は下の方に書いています。)
応急でタイヤに空気を入れて走行
近くのガソリンスタンドに寄って空気を入れたら18インチで1.3くらいしかなくてビックリ。
パンクしているかもと思ったけど、空気を3.0で高めに入れて再度走行。
あまりオススメはしませんけど状況次第で応急的にはアリだったりするかも。
修理したわけではないので5日後に再度警告アラームが点灯。
さすがにもう走行するのはマズイと思ってスペアタイヤに交換。
パンクしてもタイヤの空気を入れて走れそうなら大丈夫ではあるが、パンクとわかっている中の運転は常に不安が頭の中にあり運転に集中できないので危ないです。
あくまで近距離でやめておいた方がいいかもしれませんね。
3.タイヤがパンクしたときの駆け込み場所
タイヤがパンクしたら駆け込み場所として
・ガソリンスタンド
・タイヤ専門店
・ディーラー
・カー用品店
があります。
任せて安心できる場所を順位をつけると
- ディーラー
- タイヤ専門店
- カー用品店
- ガソリンスタンド
それぞれの駆け込み場所の特徴と修理方法について
『ディーラー』 | |
メリット | デメリット |
自動車整備士が必ずいており車の専門知識が豊富 | タイヤを買い替えることになった場合1番高くつく場所 |
修理方法 | |
・外側から内側まで修理 |
『タイヤ専門店』 | |
メリット | デメリット |
タイヤの専門知識と経験が豊富でアドバイスや対応力が高い。 | 予約車優先なので飛び込み作業は長時間待つこともある。 |
修理方法 | |
・外側のみ
・外側+内側 どちらか選択は可能 |
『カー用品店』『ガソリンスタンド』 | |
メリット | デメリット |
パンク修理代が安価 | 技術力があまり高くないためなかなか内側の修理までできないこと |
修理方法 | |
・外側のみ
・外側+内側 (店舗による) |
パンクの状態にもよりますが後のこと(買い替え)を考えるとディーラーに持っていく判断は迷います。
一方で
カー用品店やガソリンスタンドはパンク修理における技術力が乏しいところが多くなかなか内側の修理までできないことがあります。(外側修理のみ)
また、アルバイトがやる場合もあるとかないとか・・・
そうは言っても
パンクしたとき都合よくタイヤ専門店やディーラーが近くにあればいいのでしょうけど思い通りにはいかないものです。
そんな時応急処置なら全国に店舗数の多いガソリンスタンドが手堅いかもしれません。
パンク修理はタイヤ専門店を採用
今回、私はタイヤ専門店でパンク修理をしていただきました。
万が一タイヤを交換するとなってもディーラーより安いと思ったからということと
インターネットで『パンク修理』を検索すると丁寧にやり方をアップさせていたのが決めた理由です。
ディーラーとタイヤ専門店でパンク修理するやり方は外側+内側でしっかり補修してもらうことができます。
4.パンク修理方法の外側のみと外側+内側で差がある?
パンク修理には外側のみと外側+内側までしっかり修理と2つのやり方があります。
外側修理
外側修理はタイヤの外側から穴を塞ぐ方法になります。
外側から手を加えるので安価で時間も20分〜30分くらいで完了します。
ただし
タイヤが擦り減ってくるとせっかく塞いだ穴が開いてくるので再度パンクすることがあります。
金額は2000円前後で安いことがメリットではあるんですが乗り続けることが困難で応急処置的な感じで捉えておきましょう。
走行距離や使用状況にもよりますが1年後にはまたパンクする可能性があるので注意。
※主にガソリンスタンドやカー用品店がこのタイプ。
外側+内側
穴を塞ぐのにタイヤとホイールをバラしてタイヤの内側からしっかり処置する方法です。
結構な手間と時間を要します。(だいたい1時間くらい)
タイヤの内側から穴を塞ぐことができれば乗り続けることができるそうです。
つまり何事もなければタイヤを履き潰すところまで使用できるということ。
金額は内側も塞ぐ手間があるのでその分アップします。
タイヤサイズにもよりますが18インチで某タイヤ専門店で7000〜8000円です。
私がパンク修理して頂いた方法はこちらになります。
※主にディーラーやタイヤ専門店がこの方法。
プジョーのパンク修理方法をディーラーに聞いたら意外な回答
パンク修理方法をプジョーディーラーに聞いてみると
外側から針みたいなものを挿してタイヤの内側に貼るような仕組みの修理をしているそうです。
タイヤとホイールをバラシては今はやらないとまで言われちゃいました。
ちなみに
外側からの修理ですが、穴がまた開いたなども聞いたことがないので大丈夫ですって!!
気になる金額については1500~2000円くらいとのこと。
これは安いですよね。
ネット情報を鵜呑みにしたがためにディーラーを避けたけど意外と安くてしっかり修理が出来ているのかもしれません。
一応、パンク修理の話をディーラー側へ伝えたら
『さすがタイヤ専門店、しっかりしていますね』
とおっしゃっていました。
ディーラー側からそのような言葉を言ってくれたので、タイヤ専門店で高かったけどやってよかったと思ったことさらには安心感が増しました。
5.パンク修理できるサイズとできない場所
タイヤに穴が空いたサイズや場所によって修理できるできないが決まります。
修理できる | 修理できない | |
場所 | タイヤと路面の接地面 | タイヤ側面(サイドウォール) |
サイズ | 穴が6mm以下 | 穴が6mm以上 |
穴やきずが2箇所まで | 3箇所以上の穴やキズ | |
穴と穴の間隔が40cm以上 | 穴と穴の間隔が40cm以内 | |
バーストしたタイヤ | ||
裂けたキズ |
パンク修理ができるサイズでは
ほとんどがクギやガラス片くらいがパンク修理可能な大きさと思われます。
6.あると便利な空気圧監視センサー
なかなか便利な情報はアンテナを立ててないと入ってこないものですが、車ではタイヤの空気圧を測定するセンサーをつけて運転者にお知らせする機械が販売されています。
(意外と知らない人が結構多く私もパンクして初めて知ったわけでして・・・)
これが非常に便利なもので
米国、欧州やお隣の韓国では義務化されているらしく外車の車にはほとんど標準で付いている『タイヤの空気圧監視センサー』。
通称:TPMS(Tire Pressure Monitoring System)
プジョー車はタイヤの回転数を測定しバランスが悪くなってくると警告灯で知らせる機能がついています。
気づかないうちに空気が減っていた場合この機能は非常にありがたいです。
実際、私が気づいたのはこのセンサーのおかげでした。
日本車はセンサーがついている方が少ないので、気になるようなら後付けでつけることも可能です。
警告灯が3つ点灯したときの状況はこちら
7.まとめ
車のタイヤがパンクした時のオススメ修理場所は
ディーラーやタイヤ専門店
理由は
内外共にしっかりパンク修理していただけることや自動車整備士や経験など豊富で安心。
その代わり
安心と引き換えにタイヤ専門店は修理費が18インチのタイヤで7000〜8000円。
ちょっと高く感じますが買い替えるよりは全然安いと暗示のように思うしかないです。
応急的に直してもらうなら全国どこにでもあるガソリンスタンド。
修理費は2000円と安いです。
どのような状況で起こるかわかりませんがパンクした時はあきらめて走らないようにしましょう。
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