いきなりですが車を購入する際、サンルーフをつけますか?
私は車にサンルーフを付けたいと憧れがあって、いつの日か付けた車に乗って遠出したいなと思っていました。
そんな時たまたまサンルーフ付きの車に乗る機会があって、憧れのサンルーフでウキウキしてたんですが思っていたことと違うためちょっとガッカリ感がありました。
オプションのサンルーフの価値は如何ほどなのか、メリットがあるのか特徴などをご紹介しますので少しでも参考にして頂けたら幸いです。
目次
1.サンルーフのはじまり
そもそも何で車の天井に開口できるようにしたのか気になりませんか?
元々は、オープンキャビンのような運転席と助手席の前席は屋根ナシでオープンで後部座席に屋根があったようで、これには運転手が周囲との繋がりや関係を深める目的があったそうです。
車の所有者が運転手を雇って制服を着させることで所有者を特定し判断することもしていたという。現在で言うとタクシー会社毎でも制服が違いますよね。例えばMKタクシーなんかは一目でわかるかと思います。
時代が進むにつれて、車の使用頻度が高くなり『時折の使用』から『常時使用』へ変わって、悪天候で走行する際に運転手を保護する意味でカバーを取り付けたのが始まりみたいです。
日本で採用された第1号は?
日本で初めてサンルーフを取付けられたのは1977年トヨタのセリカだそうで当時は手動式。
翌年の1978年ホンダのプレリュードが電動式として第1号だったそうです。
日本のサンルーフの歴史はそんなに古くない印象を受けますが、技術の進歩はスゴイもので日本車は輸出した海外でいくらでも売れると有名です。
2.サンルーフの役割と目的
サンルーフの役割その1『換気』
ご存知の方も多いと思いますが、換気することです。
喫煙している方が利用すること多いと思われるんですが、窓を開けるよりサンルーフを利用するほうがエンジン音や走行音などのノイズが入ってきにくいところもあって、車内の会話がスムーズになります。
サンルーフの役割その2『採光』
サンルーフの採光効果は言うまでもなく非常に高く、曇った天気でもサンルーフがあれば車内は明るいですので車内環境の快適度が上昇します。
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3.サンルーフの効果
サンルーフの役割とは別にサブ的効果について考えてみました。
- パノラミックサンルーフみたいな屋根一面に広がるサンルーフは開放感が非常にあって気持ちいいこと。
- 買取価格が良い。リセールバリューも期待。
- 天井が低くなりシェードを閉めたときは圧迫感も感じることがある。※身長が高い方は注意
- サンルーフを装着するとは10kg~30kgくらい車重がアップするため燃費が悪くなる。
- 四季のある日本は車内でも気候に敏感で夏は暑く冬は寒い。
- サンルーフ周辺のゴムパッキンの劣化による雨漏れがある。
- ボタン一つで電動で開閉することなど電装系の故障時の出費が高くなる。
以上のことがサンルーフの効果であるが、なかにはサンルーフを数回使用しただけで終わる方も多く本当に必要だったのかと思っちゃうくらいです。
しかし、初期費用や修理代など気にしていたら何も乗れなくなるので、最低限の悪い面だけを予想してサンルーフライフを楽しむのも良いものです。
どっちにしてもサンルーフはオプション設定で安い買い物ではないのでよく考えてつけることをオススメします。
4.海外の認識
海外ではサンルーフと言うのは、標準装備がベースとなっているため殆んどの購入者が付けることがステータスとなっており、天井が開いていることや光が入るのは当然として思っている。
また、サンルーフを付けることで自分のモチベーションアップと豪華さを取り入れ感じたい人が多い。
日本人はあまり必要ないものを金だして買うのはためらうのでオプション設定で希望者システムにしているのかもしれませんね。
5.サンルーフの事故も多く取り扱いには要注意
サンルーフの魅力でもあります開放感ですが、開放しているために子供さんが顔を出して高架橋などにぶつかる事故も多く、取り扱いや使用する際の状況には注意しましょう。
6.まとめ
サンルーフの役割と効果について述べてきました。
サンルーフ付きは海外では当たり前なので、日本車に取り付けて買い取り価格が良い理由も海外では売れるためと言えることが想像できると思います。
効果については良い面悪い面も色々ありますがリセールバリューの事だけを考えたら、私的には付ける価値アリと思います。
子供さんにはサンルーフから顔を出すときは細心の注意をはらって、出来れば走行中は顔を出さないようにするのがベストです。
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