並行輸入車で日本の道路を走行する際の注意点とは?

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近年、外車の購入や走行している車を多く見るようになり、お買い求め安いくらいにまで身近になってきたと感じているのではないでしょうか。

そんな外車を正規輸入車で購入するのか、ニッチな車を求めているなら並行輸入車で購入するのか迷うことと思います。

ここでは並行輸入車について購入する前に知っておく事と日本の道路を走行する際の注意点と必要な対策措置、車検について触れていきますのでご参考にして頂ければ幸いです。

 

 

 

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1.正規輸入車と並行輸入車の違いについて

正規輸入車とは

日本で海外の車を販売する際、海外の自動車メーカーと販売契約を結んで認められた特約店または販売店が『正規輸入販売店』と言えそこから購入する車を正規輸入車になります。

代表的に言うなれば街中によく見かける自動車メーカーのディーラーから購入する車です。

日本仕様の車にしているため、車検はもちろん不具合等があれば、保証やメンテナンスについても対応してもらえるので安心して乗ることができます。

 

並行輸入車とは

海外の自動車メーカーと販売契約を結んでおらず、独自で買い付けを行っている車で比較的自由度の高いニッチな車が多く、海外での走行仕様なため独自性があって価格も安く手に入ることから魅力的でモノ好きにはたまらないです。

しかし、海外仕様の車を輸入することになると日本の車検が通らないケースもありますし、不具合等があった場合のメンテナンス工場を個人で探さないといけない手間があります。

公道を走行中ではウインカーの色が違うだけで整備不良として捕まる可能性もあると言われています。

正規ディーラーでの修理やメンテナンスは小さなことでも(オイル交換やワイパーゴムの交換、タイヤ交換など)日本にない部品や何を使われているのか分からないため、手を出して何か不具合があったときに保証できない等が考えられることから、車検の通らない車や並行輸入車のメンテナンスは一切受付けてくれませんのでご注意下さい。

(日本車でも同じですけど・・・)

 

 

2.並行輸入車で日本の道路を走行する注意点とは

並行輸入車はどこがどのように違うのか

正規輸入車と並行輸入車で多い違いはヘッドライトの左右の照らす範囲とウインカーの色です。

 

ヘッドライト

左側通行の日本とアメリカなどの右側通行との違いで影響があるヘッドライトの光は、日本車や正規輸入車は右側のライトが対向車に眩しくならない様に下に向いているんですが、並行輸入車はその逆となっているため要注意です。

平成27年9月から法改正によりハイビーム検査からロービームの検査へ変更されたことで、ヘッドライトの検査が厳格化されました。

ヘッドライトは多少の調整が可能ですのでその調整範囲内で何とかできれば良いのですが、もし車検に通過しない場合は、ヘッドライトの交換が必要になる可能性が高いと言われています。

 

 

ウインカー

ウインカーの色は日本では視認性を考慮してオレンジ色と決められているのに並行輸入車は赤色などが多く見られています。

当然こちらも赤色のウインカーは車検に通ることがないので交換もしくは改善対策が必要となります。

公道で走行して警察に停止させられたら整備不良でキップ切られること間違いないでしょう。

 

マフラー

見落としちゃいそうなマフラーの音db(デシベル)の大きさにも注意しましょう。

マフラーの音が少しでも『うるさいな』と思うようなら超えている可能性があるかもしれません。

一般に走行されている車より音が大きい場合は疑っても良いと思います。

 

これらは日本に入ってきて登録する際、是正する形となるため余計な出費となりますのであらかじめご理解しておいた方が良いでしょう。

 

3.まとめ

並行輸入車の注意点を述べてきましたが、ヘッドライト、マフラー、ウインカー等は日本の道路で走行する際整備不良として捕まるケースが多いものです。

車検となると提出する書類等が多くなりまた違う問題が発生する可能性があります。

それでも並行輸入車は魅力的ですよね。

私も外車を購入する際、並行輸入車にするか迷った一人ではあるんですが、車検やアフターサービス面などを考慮するとなかなか並行輸入車は面倒だなと思い正規輸入車を購入しました。

信頼できる並行輸入車業者を見つけて頂いて安心安全に購入してみてください。

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