ご当地ルール第4弾!!
兵庫県は播州地域(兵庫県南西部)姫路から赤穂周辺に位置しているところの車の運転マナーが悪いと言われているため『播磨道交法』というご当地ルールがあります。
私自身も兵庫県出身で運転マナーは悪くないと思って過ごしてきただけにご当地ルール名がついているのはショックな出来事です。
播磨道交法とはどんな運転なのかについてご紹介します。
1.播磨道交法は法律ではない
いつの間にそんな『播磨道交法』と言われるようになったのか知らなかったんですが、これは法律でも実在しません。
架空の法律です。(笑)
コワいしイタいしって感じです。
皮肉とユーモアを込めた『播磨道交法』
2003年くらいに地元新聞『神戸新聞』の連載から生まれたもの。
(神戸新聞は私も読んでました)
運転マナーの悪さで1姫 2和泉と言われるくらいだったそうですが私は聞いたことなかったです。
※姫=姫路のこと
昔から播州地域は関西弁ではあるものの地域ならではの播州弁という方言があります。
汚い言葉づかいするなと親に言われた記憶があります。
(千鳥の大悟さんがイメージしやすいです。)
関西はせっかちな人が多く、トクに播州地域は播州弁の言葉づかいも汚いといわれているため運転も荒いとイメージされているのではと思っています。
2.『播磨道交法』の危険な運転とは
法律的にまとめた条文のように書かれてありました。
第一章 ・交差点
1.先に入った車が優先。右折時、対向車が直線してきても待つ必要なし。
2.右折時、対向車が左折なら一緒に曲がらなければならない。左折時を先に行かせると右折待ち後続車からクラクションを鳴らされる。
3.自転車や歩行者は車が通らなければ赤信号でも青とみなす。
4.右左折時、横断歩道に歩行者がいても通れるスペースがあればすり抜ける。
5.右折は、右折信号が消え赤と続く数秒間に何台潜り込めるかが勝負。
第二章 ・歩道、車線変更
1.信号のない横断歩道で歩行者は車が途切れるまで待つべし。
2.車線変更時、狭い間隔でもスペースがあれば割り込み可。
3.方向指示器は曲がると同時に出す。
第三章 ・附則
1.バスは停留場から車線に戻るときは車優先で辛抱強く待たなければいけない。
2.前に人がいればクラクションで道を空けさせる。
播磨道交法をよく纏めたなと感心していますが、交差点から車線変更まで細かくルールがあることがわかるかと思います。
姫路周辺地域の方々を擁護するわけではないですが、皆までもがここまで網羅してやっているわけではなく中には心当たりあるけどって感じくらい程度。
勘違いしてほしくないのはここの地域を通る際は播磨道交法に則っての運転をしなければならない訳ではございません。(当たり前ですが)
3.兵庫県出身者が感じていたルール
私が勘違いしていたことなんですが、優先道路が確認できないような交差点では通常左からくる車を優先することになっていますが私は右からくる車を優先と捉えていました。
これには理由があって想像してみてください。
T字路を右折する際、右折先の対向車がいて通りにくいや邪魔だなと感じること多いと思います。
また、右折先の対向車を被せるように曲がるため事故が起きる可能性もあってだったら先に右折車を行かせた方がリスクを減らすことができるので右折車優先もご当地ルール的にあると思っています。
4.まとめ
兵庫県は姫路周辺の運転マナーが悪いために名付けられた『播磨道交法』は法律では存在しない皮肉とユーモアを込めたネーミング。
法律みたいな条文で紹介した内容は少なからず運転中に起こり得ることですが、ちゃんとした道交法を守って運転しましょう。
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