6月くらいからチラホラ見かけることが多くなるベランダに落ちている糞。
『この糞はナニ?』
ってことで調べてみるとアブラコウモリの糞であるということがわかりました。
コウモリの糞はネズミの糞とよく似ているらしいんですが、真っ黒い糞ならアブラコウモリの可能性があるそうです。
素手で触らないように糞の色をよく見てください。
ここでは
・自分でコウモリの糞尿を掃除するときの方法
・準備したモノ
についてお伝えしますので参考にしてみてください。
目次
1.コウモリの糞は危険
ベランダに落ちている糞を調べていくとわかったことですが、コウモリの糞は非常に危険です。
かなりヤバい糞です!!
・病原菌
・ウイルス
・寄生虫
などの感染症になりうる菌が含まれているそうです。
このような菌から発症する病気はエボラ出血熱やSARSや狂犬病など重症化するようなものです。
聞いたことはある程度でよくわからないので触らないようにしましょう。
アブラコウモリの糞は乾燥しやすいため微粒子となって吸い込むことで喘息やアレルギーなどを発症するケースもあります。
また
・ダニ
・ゴキブリ
・ノミ
・ハエ
などを呼んでくる特徴があり非常に糞害に悩まされることに。
糞害だけに憤慨してしまいます。(なんちゃって)
このようなことから絶対に素手では触らないようにしましょう。
コウモリって糞尿回数が多すぎる
家に落ちている糞のほとんどがアブラコウモリという種類のもので別名イエコウモリとも呼ばれるそうです。
アブラコウモリは身軽になった方が飛びやすいため食べたものが糞になるまで約50分くらいといわれています。
身体が小さいから消化も早いのかどんな消化器官がついているんでしょうかね。
その結果
糞尿回数が多くなり大量のフンが落とされています。
住み着くと大変で一匹だけではなく集団で生活するアブラコウモリなので同じ場所に山のような糞ができあがってきます。
山積み糞はかなり住みつかれて重症な家です。
2.コウモリは法律で守られている
こんな危険なコウモリを駆除したいと思っていても残念ながら駆除することができません。
鳥獣保護法という法律で守られているため捕獲や駆除ができないという。
業者に依頼しても残念ながら人間でできる対策は追い出すことしかできません。
3.コウモリの糞を自分で掃除する
糞が落ちている場所の上に隙間が1cm以下ならただ雨宿りや休憩がてら糞しにきている可能性があり少量の糞なら業者に頼むより自分で注意しながらできます。
※隙間があって糞の山が尋常ない場合は住み着いている可能性があるので業者に依頼することをオススメします。
ベランダに糞が落とされていた我が家が準備したもの
コウモリの糞の掃除は素手は絶対にやらないようにするためこちらを準備しました。
- 使い捨てビニール手袋2枚
- ボロ雑巾2枚(捨ててもいいものなら何でも可)
- ビニール袋3枚
- 次亜塩素酸ナトリウム(アルコールでも可)
- クイッルワイパー
- マスク
- 退避剤
その他に使い捨てれるホウキとチリトリがあれば糞の回収はやりやすいかも。
まずはコウモリの糞を回収
ホウキとチリトリの準備ができなかったので、ビニール袋を裏にしビニール手袋を装着した上からビニール袋を被せて回収しました。
糞は崩れやすいものもあったりするのでホウキがあった方が粉まで回収できると思います。
回収後はこんな感じ
やっぱりキレイに取り切ることができなかった。
除菌のためにボロ雑巾に次亜塩素酸ナトリウムを染み込ませる
コウモリの糞は菌が住んでいることから次亜塩素酸ナトリウムやアルコールで除菌していきます。
家に次亜塩素酸ナトリウムといったらキッチンハイターが含まれています。
クイックルワイパーにビニール袋を被せてからボロ雑巾を挟みます。
これは
ボロ雑巾に次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイター)を染み込ませて拭き掃除をするので液がつくのを防ぐためです。
もし気にしないのであれば直で雑巾を挟んでね。
その代わりクイックルワイパーは綺麗に洗いましょう。
ボロ雑巾に次亜塩素酸ナトリウムを満遍なく染み込ませたらあとは拭くだけです。
次亜塩素酸ナトリウムと外壁の相性はわからない
次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイター)の原液をそのまま外壁に拭き掃除をしたんですが、ダメージがあるのかどうかわかりません。
なので
もう一つのボロ雑巾に水をつけて固く絞ってクイックルワイパーに取り付け再び拭きました。
これでコウモリの糞の掃除が終わりとなります。
使ったものは全部ビニール袋に入れて二重にして捨てます。
4.掃除前と掃除後
・ベランダ
・ベランダ床
・外壁、軒下
掃除も10分くらいでキレイになりました。
このくらいの糞の量でも屋根裏に潜んでいるかもしれませんので不安な方は業者にご依頼して確認してもらいましょう。
5.コウモリ退避スプレーを散布
コウモリの糞がなくなりキレイに掃除が完了しても再び糞尿される可能性があるので退避スプレーを18時過ぎに散布。
退避スプレーの効果は3〜6時間。
朝方まで効果がもたないので寝る前にもう一度22時過ぎに散布。
この退避スプレーはコウモリが嫌うハッカ臭がキツイので取り扱いはご注意ください。
6.まとめ
アブラコウモリの糞の掃除についてまとめてみました。
糞には色んな病原菌がいるだけでなく害虫を呼び寄せる特徴があるので絶対に素手で触らないこと。
自分で掃除する時にゴーグルや防護服も準備できるのであれば安心できると思います。
自分で糞の掃除や処理、必要な準備するのが面倒だと思っている方やそもそもコウモリが屋根裏に住み着いている場合は業者に依頼しましょう。
糞の放置はせずできるだけ早い対応をして不衛生な生活から解放してみませんか。
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