毎年、庭やベランダ、駐車場にも存在が確認されているものすごい小さな赤い色したクモ?昆虫?をご存知でしょうか?
指で簡単に潰すことができ、体が赤いせいなのか潰すと血なのかも判別が困難な状態になり気持ち悪い虫だなと思っています。
この赤い小さなクモなのか昆虫なのかわかりませんが、5月中旬くらいから出没するこいつは何なのか調べてみました。
1.家に出没する小さな赤いクモ?昆虫?いいえこれは『ダニ』だった
赤い虫の正体はなんとダニだそうでその名も『タカラダニ』という。
縁起よさそうな名前ですが、ダニなのであんまりイイ気がしないですね。
5月から保健所などへの問い合わせも数多くあるくらい、誰もが一度は見たことある超有名な赤い小さなダニです。
ダニがあんなに多く庭やベランダなどにおるのかと思うと、更に気持ち悪く感じます。
2.タカラダニの特徴
正式名所は『ダニ目前気門亜目タカラダニ科アナタカラダニ属-カベアナタカラダニ』
これは覚えられない長さですね~。
正式名所は長いんですが体長は1mmから大きくても3mmくらいだそうです。
1987年頃に初めて苦情報告があがってきたわけだそうで、それから33年くらい経ってますが現在も全国へ出没展開されています。
タカラダニの生態については不明なところが多くあって、5月から7月くらいまでの2ヶ月足らずしか確認されないところや、皆さんが見ているダニはメスであること。
どうもオスの発見には至っていないため単為生殖を行って繁殖しているのではと言われています。
タカラダニの餌は花粉
タカラダニの餌は花粉や自分より小さな生き物を補食しています。
コケも餌となるため生えた時は要注意でこまめに掃除または除去しましょう。
タカラダニの発生による被害はある?
タカラダニは人への攻撃はなく基本は無害だそうですが、大量発生するため気持ち悪く不快害虫の一つとされています。
衣服や布団などに付いたからといって潰すと赤い体液が付いてなかなか取れないこともあるので、できるだけ払い落としましょう。
3.タカラダニの発生を抑えるには
コンクリートの隙間や庭、ベランダなどに出没するタカラダニは殺虫剤で駆除する方法もあるんですが、なかには虫発生を抑制するものもあるので上手く使って対策しましょう。
また、乾燥したところを好んで発生するので水やりによる洗い流すことも簡単で効果あります。
4.まとめ
赤い小さなクモ?昆虫?いいえタカラダニというダニだった。
発生時期は5月から7月くらいまでで短い期間ではあるが気持ち悪く人への攻撃もないことから不快害虫である。
体長は1mmから大きくても3mmまでで普段見られているダニはメスであり、単為生殖をおこなって繁殖していると考えられている。
駆除方法は殺虫剤や水やりで洗い流すこと。
殺虫剤のなかには虫の発生を抑制するものもあるので上手く使って対策しましょう。
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