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2024年4月プジョー3008リコール発表。対象車種だけどリコールじゃない?

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2024年5月末にプジョー3008のリコール情報を発見しました。

国土交通省にリコール届けが提出されたのは2024年4月16日。

なんと1ヶ月以上前のことでした。

その間何一つステランティスから連絡もなければリコール案内の通知書も送られていない始末。

なんて対応が悪いのかと感じながら翌日に連絡確認してみました。

そこで分かったことですが

リコール届けが提出された型式、輸入期間が同じでも対象車両から外れることもあるみたいです。

 

 

 

1.リコール車種

2024年4月16日に国土交通省に届け出されたリコール車種

車種 型式 リコール対象車体番号 輸入期間 台数
プジョー 308 LDA-T9AH01 VF3LHEHZRHS306773~VF3LHEHZRKS378242 平成30年6月21日~令和2年2月25日 403台
LDA-T9WAH01 VF3LJEHZRHS356616~VF3LJEHZRKS376536 平成30年5月11日~令和2年3月23日 175台
プジョー 508 3DA-R8AH01 VR3FHEHZRJY153484~VR3FHEHZRKY181308 平成31年2月20日~令和2年8月6日 910台
プジョー 3008 LDA-P84AH01 VF3MJEHZRJS235612~VF3MJEHZRKS391086 平成30年7月13日~令和2年2月25日 1913台
プジョー 5008 LDA-P87AH01 VF3MJEHZRHL078712~VF3MJEHZRKS388547 平成30年6月21日~令和2年1月16日 1469台
シトロエン C4スペースツアラー 3DA-B787AH01 VF73AEHYRJJ798359~VF73AEHYRKJ799787 平成31年2月2日~令和元年12月4日 284台
シトロエン C5エアクロス 3DA-C84AH01 VR7AJEHZRJL079620~VR7AJEHZRKL104199 平成31年1月16日~令和元年12月24日 439台
DS DS7 LDA-X74AH01 VR1JJEHZRHY173895~VR1JJEHZRKY183979 平成30年7月13日~令和元年12月24日 329台

 

我が家の車は2020年2月納車したプジョー3008 GT LINE BlueHDI。

ディーゼル仕様となります。

対象車種にハマっています。

 

2.リコールとなった箇所

排出ガス発散防止装置(粒子状物質浄化装置(DPF))

DPF=Diesel Particulate Filter(ディーゼル・パティキュレート・フィルター)

改善箇所図

 

排出ガス発散防止装置(粒子状物質浄化装置(DPF))とは

排ガス規制が厳しくなったおかげで見なくなったディーゼル車特有の黒い排ガス(PM)を捕捉し自動で燃焼処理する装置。

これのおかげでPMが90%以上除去されているという。

ディーゼル車は軽油を燃料にして動いているわけですが

特に昔のトラックは黒い排ガスをまき散らしながら走っていて黒い排ガスの匂いが何気に私は好きでしたが、黒い排ガス(PM)って燃料が燃え残った【煤(スス)】だそうです。

身体にいいわけもないですよね。

このDPFはすばらしい装置で

構造上では半永久的に有害物質を装置内で燃焼することができる優れものらしい。

 

3.リコール内容

このすばらしい装置のDPFがリコール。

リコール内容は

DPF内部の緩衝材形状が不適切なために、セラミックフィルターが過熱して亀裂が発生するおそれがある。

亀裂が生じると粒子状物質の処理能力が低下して排ガス規制値を満足できないおそれがあるみたいです。

これに関しての事故などは起きていなく本国(フランス)から連絡があってリコールを届けでた。

 

対策

新品と取り換え交換

まぁ、当たり前ですが不具合品を使い続けることなんて納得できるわけないので新品交換がベスト。走行距離が走っていれば新品となるのでお得感はあるかもしれませんね。

 

4.対象外となった理由

冒頭でもお伝えしましたがリコールが届け出て1か月以上経過していても案内がきていませんので電話で確認してみました。

担当者曰く

型式、輸入期間がマッチしていても車体番号が違うので対象車ではございません。

『えっ!?』

よくよく車検証を確認したら車体番号が対象番号から外れていました。

さらに担当者に何で分けているのかどう違うのか確認してみました。

部品はロットナンバーで番号管理され製作した会社でも分けられているため、今回のような型式、輸入期間がマッチしていても部品の製作した場所やラインなどで対象から外れた。

ちなみに

リコール案内が家に届くときは国土交通省に届け出た同じ日または早く通知が届くみたいです。

 

 

5.まとめ

リコールが何かのタイミングで知って通知がきていない場合は対象から外れているわけで、対象車種だったとしても不安はあるがロットナンバーによる管理がキチンとされていることが言えるのではないでしょうか。

コメント

  1. カズマル より:

    私も同じ車種で電話で問い合わせをしても同じように言われました。
    同じ車種で型式も一緒なのにどこが違うのでしょうかね。ただ単にプジョーでリコールをしたくないのかと勘ぐりたくなります。

    • yoshiya より:

      カズマルさん
      コメントありがとうございます。
      量産品物はロット管理されているのでこのようなことはあるあるなんでしょう。
      こちらは不安になるけど逆にしっかり管理していることが証明されていることも言えるかもです。