プジョー3008エアコンフィルターの交換方法と注意点

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車を乗っていると必要なメンテナンス。

その一つにエアコンフィルターの交換が1年に1回または10000kmに1回推奨されています。

もちろんプジョー3008も推奨されています。

しかしやらない人もいます。

理由は

・面倒臭い

・走行距離が短く車検のときに交換すればいい

・自分でやるには知識もない

どうでしょう当てはまっていませんか?

なので

ここでお伝えするのはプジョーに乗っていて普段やらない人でもできる

・エアコンフィルターの交換方法
・交換時の注意点
・5万km走行したエアコンフィルターの状態
・エアコンフィルターの型番
・ディーラーでエアコンフィルター交換の工賃価格

について

知識がなくてもエアコンフィルターの交換はできるようにお伝えしますので参考にしてみてください。

 

 

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1.エアコンフィルターの交換方法

プジョー3008のエアコンフィルターは非常に作業性が悪い場所にあります。

場所はセンターパネル?の裏側です。

これは外車特有の左ハンドルを右ハンドルにしたため、ハンドル位置だけを変えた構造で非常に作業泣かせになっています。

これは仕方ないので我慢しましょう。

それでは手順を順番にお伝えしていきます。

  1. 運転座席をイッパイに下げる。
  2. ハンドルを上にあげる。
  3. ハンドル下のパネルを外す。
  4. フィルターカバーを外す。
  5. フィルターを取り出す。

このような手順となりますのでそれぞれの詳細を次に述べます。

手順1  運転座席をイッパイに下げる

運転座席を後ろに下げる目的は

運転座席をいつもの場所のまま作業すると邪魔になる可能性があることと作業空間を確保する目的があります。

座席を下げるのも面倒かもしれませんがムリに狭いところで作業するとロクなことございません。

↑座席をイッパイに下げると広くなっているのが分かるかと思います。

 

手順2  ハンドルを上にあげる

手順1と理由は同じですが追加で作業視野を広くすることができます。

あまり変化はないと感じるかもしれませんがハンドル下からの作業となるのでハンドルが邪魔とならないようにしておきましょう。

 

手順3  ハンドル下のパネルを外す

ここからが本番です。

知識がない人は不安でしょうがゆっくりやっていけば大丈夫です。

パネルはただ差し込まれているだけなので簡単に外すことができます。

パネルのツメを折る不安はあるかと思いますのでツメの場所をお知らせします。

 

コチラです。↓

 

パネルを外す時は上からだと手や爪が入らないので下からの方が私はやりやすかったです。

下から順番に外して最後上の方を外すときは一番下から強引に引っ張らず開口しているサイドを持ちあげながら手前に引っ張ると簡単に外れます。

強引にしない分ツメへの負担も軽減されるはず。

 

手順4  フィルターカバーを外す

ハンドル下から見た

これが非常に見えにくいんですが黒いカバー(写真中央)らしきものが確認できるかと思います。

 

赤枠のこれがフィルターカバーです。

 

指で触っているところをこれを外すように引っ張るとカバーを取ることができます。

(一番下の人差し指先の白い部分でロックしている)

実際はこの部分は目視で何も確認することできませんので手探りで作業することになります。

 

カバーはこんな感じ

 

 

手順5  フィルターを取り出す

プジョー3008のエアコンフィルターは2段上下構造になっています。

フィルターにはヒラヒラがついていますので引っ張り取り出しやすくなっています。

 

 

取り出すときはフィルターに対して空間がなくアンマッチで窮屈な作業となるので覚悟しておいてください。

というのも

前述していますが手を入れただけで何も見えなくなるため手探りで取り出します。

引っ掛かっていてもどこだかわかりませんので気をつけてください。

取り出しやすくする方法として

縦を潰しながら引っ張り出すといいですよ。

ってことで以上がフィルターの取り出し方法になります。

 

2.フィルター交換時の注意点

作業は片手しかできない

色んなパーツを外して作業性を確保するのでしたら可能ならそうした方がいいかもしれませんが、面倒なことはしたくないはずです。

というより

何よりも知識がないので触りたくないですよね。

ハンドルシャフトが邪魔であることで片手しか入らない空間であることをあらかじめ知っておいてください。

 

擦り傷や流血に注意

ハンドル下のパネルを外し手を入れて作業するとき流血する可能性があるというネット情報がありました。

ブラケットなどはバリなどが出ている箇所があり擦り傷は付きものだというためですので、ボロタオルなどで養生してもいいかもしれません。

実際、私がやった時もバリが出ていた箇所はありましたが運が良くて擦り傷や流血はしなかったです。

 

フィルター取り出し時コード類に注意

ハンドルシャフトの裏側辺りにあるコネクタケーブルが邪魔になりそうなときは外して作業しましょう。

 

 

フィルターの下段が苦戦

上段のフィルターは少し見えているため引っ張れば取り出せるので難しくはないんですが下段は見えません。

見えないだけに手探りでフィルターを奥へ押しながら上げてしまうと、バランスが悪くなってボンネット側奥へ逃げるように斜めになって引っ掛かってしまいます。

こうなると構造を恨んでしまうこと間違いないです。

片手作業しかできない苛立ちと指がツリそうになりながらの戦いです(笑)

先にフィルターのヒラヒラを手探りで見つけて引っ張り上げた方がいいです。

 

3.フィルターを入れる時のポイント

フィルターの取り出しが大変だったわけですがフィルターを入れる方も何気に大変でした。

新品フィルターを入れる時も窮屈なためフィルターを斜めにハンドルシャフトを交しながら進めても下のブラケットが邪魔して入り口にうまく入りません。

じゃぁどうするのか?

取り出し作業でも行なった縦を少し潰しながら入れることになります。(特に2段目)

型崩れが気になるところではありますが多少は仕方ないと割り切っていきましょう。

 

4.5万km走行したエアコンフィルターの状態

5万km走行し推奨している交換目安を遥かに超えた状態の我が愛車。

当然、エアコンを使用するとカビ臭く窓ガラスも少し曇るくらいになっていました。

奥さんからも『クサイ』と言われて交換した次第です。

空気が悪いはずですので早めに交換をオススメすることと注意喚起も含めて状態をご覧ください。

我ながら汚いですね。

新しいフィルターが黒くなっているのは活性炭入りなためだと思われます。

 

2023/11追記

交換して約10ヶ月、走行6千kmのフィルター状態

コレでもカビが発生してフロントガラスの下辺りが走行中曇ることがたまにあります。

コチラのフィルターは車検の時にディーラーで交換したんですがフィルターが薄く感じました。

 

5.エアコンフィルターの型番

プジョーの取り扱い説明書を見てもフィルターの型番が書いているところが全然見つかりませんでしたのでこれはディーラーで交換してくださいということなのでしょうかね。

写真ではわかりにくいんですが印字されている型番は『CUK 28 003/1』もしくは『CUK 29 003/1これが純正フィルター(DENSO社製)です。

 

購入したフィルターは『CUK 29 003−2』この違いは何なのかはわかりません。

ご丁寧にエアーフローの向きまで書いてあるので確認して入れましょう。

わかりやすいのはフィルターについているヒラヒラが手前になるように入れるといいでしょう。

 

6.年式や種類でフィルターの型番が違う

同じ年で購入した車はどれも同じものを使っているのかと思っていましたがガソリンの種類でフィルターの型式が違うことが発見しました。

我が家のプジョーは2020年のディーゼル車

型式『LDAーP84AH01』

同じ2020年のガソリン車

型式『3BAーP845G06』

 

ご自身の車の型式が分からない場合は車検証をご覧ください。

 

 

7.ディーラーでエアコンフィルター交換の工賃価格

ディラーでお願いすることは安心して任せられる点や純正品を取り扱っているので間違うことがなく信頼信用できますよね。

その分工賃が高いのは誰しも感じているところではないでしょうか。

ディーラーでエアコンフィルターを交換すると工賃込みで2017年では5800円でした。

調べるとエアコンフィルターの工賃は2000〜3000円くらい。

購入したエアコンフィルターは3700円。

何かの点検やオイル交換などのメンテナンスついでに交換することをオススメします。

ご自身でやることができれば工賃代が浮きますが手や腕にキズがつくリスクがあるのがある意味キズですね。

 

 

8.まとめ

いかがだったでしょうか?フィルターの交換をやったことがなくてもできそうではないですか?

作業する際は十分注意してください。

作業中はブラケットのバリなどで手や腕に流血やキズがつく可能性があるので養生するか長袖、手袋等の安全対策をしてから作業しましょう。

 

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